お盆参り(8月13日〜16日)を迎えられた皆様、猛暑の中でのご準備・お墓参り、本当にお疲れ様です。
久しぶりにご家族そろってお墓参りをし、ご先祖様へ感謝を伝えられた穏やかな時間を過ごされたのではないでしょうか。
実はお盆参りの直後は、1年間で最もお墓の劣化や気になる箇所に気づきやすい時期です。今回は、プロの目線から見た「お墓のSOSサイン」と、青森の冬を迎える前に行うべき「秋前メンテナンス」のポイントをご紹介いたします!
◎ 現地で目につきやすい!見逃してはいけない「お墓のSOSサイン」
お墓参りの際に以下のような症状が見られたら、早めのケアや専門家への相談がおすすめです。
・ 石と石の間の「目地(メジ)」の剥がれ・ひび割れ
お墓の石同士を接着・防水しているセメントやコーキング(目地)が、経年劣化で剥がれたり隙間が空いていたりしていませんか? 目地の隙間から雨水が侵入すると、青森の厳しい冬に水が凍結・膨張し、石が押し出されたり割れたりする「凍害(とうがい)」の原因になります。
・ 水鉢・花立て周辺の頑固な「黒ずみ・コケ・水アカ」
「タワシでこすっても落ちない」「お花立ての周りが黒ずんでいる」というお悩みは非常に多いです。 無理に固いタワシや家庭用洗剤でこすると、石の表面に細かい傷がつき、かえって汚れが付きやすくなってしまいます。
・ 文字彫刻の色の剥がれ・薄れ
お墓の正面の文字や、側面に刻まれた建立者のお名前、ご戒名(法名)に塗られている塗料が剥がれていませんか? 色を塗り直すだけでも、お墓全体が驚くほど引き締まり、新品のような輝きを取り戻します。
・ 階段の昇り降りのしづらさ・雑草の手間
「親が高齢になって階段の昇り降りが大変そうだった」「参道の雑草抜きだけで熱中症になりそうだった」というお声もよく伺います。手すりの設置や段差をなくすバリアフリー化、雑草が生えない石張り・防草工事など、参拝されるご家族に合わせた環境整えも大切です。
◎ なぜお盆明けの「秋前メンテナンス」がおすすめなのか?
「補修やクリーニングは、また来年のお盆前でいいのでは?」と思われるかもしれません。 ですが、実はお盆明けから秋にかけてのタイミングこそが、メンテナンスに最適です。
・青森の厳しい「冬の凍結被害」を未然に防げる
冬が来る前に目地の補修やひび割れ修繕を行っておくことで、
雪や凍結による大掛かりな破損事故を防ぐことができます。
・秋の快適な「お彼岸参り(9月)」を綺麗な状態で迎えられる
お盆が終わるとすぐに秋のお彼岸(9月下旬)がやってきます。
暑さが和らぐ秋のお参りシーズンを、気持ちよく迎えることができます。
お墓は、ご先祖様とご家族をつなぐ大切なお参りの場所です。 定期的な小さなお手入れや補修を行うことで、何十年・何百年と長持ちさせることができます。


