調べてみました。
こんにちは。
やまと石材本店営業部の宮崎です。
今日は、神社と寺院の建物はどこが違うのか?
を、調べてみましたので少しばかりお付き合いください。
~神社と寺院の違い~
その①<床>
神社⇒弥生時代の高床式の倉がモデルとなっている。
伊勢神宮の社殿がその典型だそう。
寺院⇒床は地面と同じ高さ。縁の下が無いのが寺院の特徴であり基本構造
ただし、平安時代以降は湿気が上がる等の理由から本尊がある本堂は
床を上げて、縁の下がある構造が一般的になっています。
その②<屋根の材質>
神社⇒茅葺き(かやぶき)、檜皮ぶき(ひわだぶき)が一般的
寺院⇒瓦を多用している。
これは、仏教と共に伝わった中国のオリジナルの建築資材であった為。
その③<屋根の形>
神社⇒切妻造が基本
寺院⇒特に決まりはない。
その④<本堂、本殿の作り>
神社⇒屋根は1つに見えるが、本殿(本尊をまつる所)と拝殿(参拝するところ)は
屋根を別々にするなど、厳格に区別している。
また、床も本殿が必ず1段高い造りになっている。
寺院⇒特に区別はされていない。
上記の様にいくつかの基本構造の違いがありますが、このようになったのは
大陸伝来の仏教に対して、当時の神道派は日本古来の伝統技術を貫いた結果だと思います。
その他にも沢山の違いがありますが、次の機会に!
こうしてみると少し楽しくねりますね♪