蓮華ってな~に③
こんにちは
営業の川原田です。
蓮華ってな~に
の続きです。
古代インドの蓮の花
インド原産の蓮(英語でロータス)は
古くから世界中に分布していました。
古代エジプト(神聖なロータス)
ギシリャ神話(ロータス・イーター)
中国では仏教以前から俗塵に染まない「君子の花」とされ
日本の「古事記」や「万葉集」にも
出てきますし
日本で最初に花が造形されたのは
六世紀の終わりでしたがそれは飛鳥寺の蓮華紋の瓦だったそうです。
古代インド(3.000年前)では
「ハスの女神」像が発掘されています。
蓮は女性の母胎(胎蔵)と考えられ
多産・生命の創造をあらわしました。
のちに
豊穣・幸運・繁栄・長寿・健康の意味が加わります。
インド最古の文献「ヴェーダ」にハスの女神は
花の上にたち、蓮華の飾りをして誕生した、とあります。
紀元前五世紀に仏教がこうした風土の中に生まれると
蓮華はおシャカ様の誕生を告げて花を開いた、という伝説ができます。
次回に続く