終活してますか④
こんにちは、総務部の桜庭です。
先日からの西日本の豪雨、被害に遭われた方には心からお見舞い申し上げます。
そして行方不明の方々が一日も早く見つかりますようお祈りしております。
それでは、前回の続きリビングウイルについてです。
現在日本には、尊厳死に関する法律はありません。
仮に、延命治療を望まない事を家族や担当医に口頭で伝えていたとしても
延命治療を中止するという事はとても難しいようです。
ですから、尊厳死を望まれる方は
ご家族や医師が法的な責任が問われないようきちんとご自分の意思を
文書で示しておく必要があります。
文書は、事前指示書や尊厳死宣言書や尊厳死宣言書などと呼ばれており
日本尊厳死協会が示す書式によって作成、司法書士に作成を依頼、
公正証書として作成する、等の方法があります。
中には、相続問題と併用して専門家に作成を依頼する方もいるようです。
但し重要なのが、ご本人様が「健康で判断力が確かな時に作成したもの」
に限り有効となりますので、お気を付けください。
内容については、
・胃ろうは希望しない
・人工呼吸器は希望しない
・痛みを和らげる為の緩和ケアは希望する
などです。
いずれにしても、ご家族や担当医としっかりと話し合われたうえで
文書を残すことが良いですね。
やまと石材には終活カウンセラーの資格をもった社員が多数おります。
お墓・終活の事でお困りのことがあればお気軽にご来店ください。