水をかけて敬意をあらわす「水かけ祭り」
こんにちは。佐々木です。
暖かい日が続き、各地で桜の開花の便りが
聞こえてきております。
今日は世界の仏事のひとつ「水かけ祭り」のお話です。
毎年4月中旬になると、タイやミャンマー、カンボジアなど
東南アジア各国で「水かけ祭り」が盛大に催されます。
このお祭りは旧正月の恒例行事でご存知の方も多いのでは?
人々は街中の至るところで水を掛け合ったり、
お寺に短期で修行に行ったりして新年を迎えます。
いまや人々が(無礼講に)水をかけ合うことが
メインとなった水かけ祭りですが、もともとは
仏像に水をかけたり、両親など目上の者の手に
水をかけて敬意をあらわす「お清め」の意味合いが
強いものでした。
観光客も容赦なく水をかけられるこの行事
一度は体験してみたいものです。