橘の紋
皆さん、こんにちは。
営業部の平田です。
日に日に冬が近づいてきましたね。
この時期、町にクリスマスの飾りつけが増えてくるので楽しみです。
さて今日は家紋についてです。
最近のわたしのブームは朝ドラなのですが。
主人公の家のお菓子屋さんの暖簾に大きく「丸に橘」の家紋が入っております。
仕事柄なのか、すごく気になります。
この「丸に橘」の紋、青森でも結構見かけます。
そこで今日は「橘」の紋について調べてきました。
橘はミカン科の常緑小高木で、「右近の橘、左近の桜」と称される日本固有の
植物だそうです。小さく香りの強い実を付け、桃の節句には桃と共に飾られます。
この風習は奈良時代頃から始まったようです。
家紋としては平安時代末期頃から用いられるようになり、特に西日本で
多く使用されました。
ちなみに橘紋は、十大家紋の一つでもある代表的な家紋です。
橘一族の家々や、武家の井伊氏、薬師寺氏、土田氏、小寺氏、安芸氏などが
使用していました。井伊氏が使用していたものは井伊橘、薬師寺氏のものは
薬師寺橘と呼ばれております。
また、日本で9番目に使用者が多い家紋が「橘紋」だそうです。
それではまた次回です。