春分の日はご先祖様に近づける!?
こんにちは!青森店の佐々木です。
今年は豪雪に見舞われ、皆様も大変な
思いをされたのではないでしょうか。
またコロナウイルスの心配も続く中
ますます春が待ち遠しい今日この頃です。
さて今回は、この時期ならではの話題ということで
「お彼岸」についてお話したいと思います。
皆様ご存じのように、お彼岸は春と秋の年2回で
春分の日と秋分の日の前後3日間を合わせた7日間のことです。
それぞれの「彼岸の中日」は国民の祝日となっております。
でも春と秋では、同じお彼岸でも意味合いが違うそうです。
祝日法によりますと、春分の日は
「自然をたたえ、生物をいつくしむ日」
秋分の日は
「祖先を敬い、亡くなった人々を偲ぶ日」
と定められております。
また、中日には昼夜の長さがほとんど同じになり
太陽が真西に沈みます。仏教では西方浄土といい
西にあの世が存在するとされております。
ということは・・・お彼岸の中日は「あの世」と
最も距離が近くなる日と考えられました。
大切なご先祖様と少しでも近づける日が
お彼岸の中日ということで、それだけでも
感謝の気持ちが湧いてきます。
※「彼岸」は「あの世」のことで
私たちの住む世界「この世」は「此岸(しがん)」
と呼ばれております。
今年の春彼岸は3月17日から23日となり
20日が春分の日です。この日は自然をたたえ
生物をいつくしむとともに、ご先祖様に思いを
馳せて西に向かって手を合わせてみてはいかがでしょうか。