新調べてみました!vol.3
こんにちは。
営業部の宮崎です。
身近な家紋を調べてみました!
今回は「丸に橘(まるにたちばな)」です。
最初見たときはチューリップかな?と思ってしまいました。
青森でも比較的多くのご家庭でお使いになられています。
何家に多いの?と尋ねるられると少し困ります。
何故かというと、この家紋の由来に関わって来るのですが
この橘の紋ですが日本の十大紋にも上げられるほど非常にポピュラーであり
由緒ある家紋です。
橘は日本古来から自生していた柑橘系の植物で
身近な所だと、桃の節句の際に飾られる魔よけのお花になります。
橘ですが、冬でも葉が落ちない”常緑樹”になります。
常緑は葉が落ちずいつも青々としている様子から“永遠”を連想させるとして
非常に縁起の良い植物として多くの人に愛されてきました。
最初にこの家紋を使ったとされるのは、平安時代前期に台頭していた橘一族です。
非常に分かり易いですね(笑)
そしてこの橘氏ですが、皆さんご存じの藤原一族に奇しくも破れてしまいます。
ここからが面白い所ですが、橘一族は皇族の血筋を引く文武両道の由緒正しい名門一族でした。
そんな名門を倒した藤原一族の中には、名門橘一族にあやかって橘紋を使う人も出てきました。
藤原一族は全国各地に多くの氏族を持ち、且つ影響があった事から
橘の紋が普及されたのではないかと言われています。
※所説あります。
家紋1つ取っても、とても壮大な歴史が詰まっています。
興味がある方は、是非とも自分の家の家紋を調べてみて下さい。
きっと面白いですから・・
やまと石材 宮崎