新調べてみました!vol.2
こんにちは。
営業部の宮崎です。
今回も身近な家紋を調べてみました。
今日は「丸に隅立て四つ目(まるにすみたてよつめ)」です。
青森では佐々木さんの代表紋となります。
由来は諸説ありますが、こちらの紋は分類すると”目結紋”となります。
目結というのは日本の伝統技法の”鹿の子絞り”の事を指します。
この染物ですが、とても手間暇がかかり庶民には買えない高級品だったそうです。
また、四角が沢山集まった文様をしているので、一族団結や一族繁栄の縁起物とされて
いたようです。
ちなみに、絞りは全て手作業で行われ、1粒づつ絞っていきますが
どんなにベテラン職人が行ったとしても1日300個づつしか絞れないそうです。
総絞りの着物となると全部で15万個絞ります。つまり1着作るのに最低2年以上かかります。
そりゃ、家紋にもしたくなりますね・・・
この様に家紋1つ1つにもストーリーがあり
調べてみると奥深い事が分かります。
ご人身の家紋、調べてみると案外面白い発見があるかもしれませんよ