年中行事あれこれ⑰
こんにちは。
昨日、12月21日は冬至でした。
先日のブログで、
正月までは天候が穏やかであってほしい‥
と願って書きましたが、
まさかの、とうとう大雪になってしまいました。。
久しぶりに大雪と地吹雪(?)を体感して、
雪国・青森の恐ろしさをひしひしと
感じております。
今回は年末ということで
除夜の鐘 についてです。
年末最後の大晦日は、旧年と新年の区切りであり、
その夜を「大晦(おおつごもり)」「除夜」「年越し」などといって、
新年の神様である年神様が来るのを
寝ないで待つ日とされていました。
かつては日没を一日の境としていたので、
大晦日が暮れるとともに新年と考えられていたそうです。
つまり、除夜の鐘は新年の行事だったということです。
大晦日の夜は
神社では境内で火を焚き、夜を徹して
神主が罪やケガレを清める大祓えを行い、
寺院では、午前零時を前にして除夜の鐘をつき始め、
年をまたいで百八回鳴らします。
除夜の鐘を百八つくのは、中国で宋の時代から始まったもので、
百八つの煩悩を打ち払って、罪業の消滅を祈るため‥のほか、
12か月と24節気と72侯を合わせた数になるからという説もあるそうです。
新しい年が未来に希望のもてる素晴らしい年になりますように‥
それではまた、来年です。
(※参考 日本のしきたり 飯倉晴武 編著 より)