年中行事あれこれ⑮
こんにちは。
明後日22日は小雪(しょうせつ)。
初雪が降り始める季節です。
年末の恒例というと、弊社ではそう、健康診断です。。
先日受けてきましたが、受け終わるととてもスッキリした
気持ちになりますね。
1年に1回、自分の体と向き合う良い機会。
他の健診等も同じ時期に済ませて
晴れやかな気持ちで新年を迎えたいと思っています。。
今回は年末に送るお歳暮についてです。
「歳暮」は本来、「年の暮れ」という時期を指す言葉でしたが、やがて
年末に贈る「贈答」のことをいうようになりました。
もともとは、年の暮れになって、年神様や祖先の霊に
米・餅・魚などを供える供物を家族で持ち寄ったことに始まります。
それが、正月を前にして
仕事などで帰省できない子供や、遠方の親戚たちが
祖先の霊を守る本家の祭壇などに供えてもらうため、
供物を贈るようになり、
それとともに親たちの長寿も願ったのが、
お歳暮という習慣に変わっていきました。
かつて、お歳暮は主として塩ザケや塩ブリなどの魚が多く贈られたそうです。
こうした魚は「年取り肴(さかな)」といわれ、
年越しの食膳には必ず出されたうえ、
塩引きなどの処理によって長期の保存ができたことから重宝されたようです。
こうしたお歳暮の習慣はやがて、
日頃お世話になっている親類・上司などにも贈られるようになり、
現在に至っています。
お歳暮を贈る時期は12月上旬から25日ごろまでで、
それ以降は、新年になってから「御年賀」として贈るのが一般的のようです。
このコロナ禍、
しばらく連絡を取っていない知り合い等には、
お歳暮や年賀状をおくることで、
連絡を取る良いきっかけになるかもしれませんね。。
それではまた次回です。