年中行事あれこれ⑨
こんにちは。
8月23日は二十四節気の処暑(しょしょ)でした。
暑さが終わり、涼風が吹くころ、
なのだそうですが
今年は、まだまだそんな感じはしないですよね。。
今回は土用についてのお話です。
土用(※1)とは雑節(ざっせつ)に基づいた暦で、
一般的には立秋直前の18日間を指します。
※1(立春・立夏・立秋・立冬の直前18日間のこと)
1年のなかでもとりわけ暑い時期のため、
江戸時代、この間の丑の日(7月28日前後)を
とくに「土用の丑の日」と重視しました。
薬草風呂に入ったり、お灸をすえると
夏バテや病気回復に効き目があるとされていました。
また、丑の日にちなんで「ウ」のつくもの
ウリ、ウナギ、梅干しなどを食べると
体に良いとも信じられていたようです。
現在のように土用の丑の日に
とりわけウナギを食べる習慣は
江戸時代に蘭学者であった平賀源内が
ウナギ屋の宣伝策の一環として広めた、
といわれています。
皆様も夏バテにはご注意を。。
それではまた次回です。