山門の土台
設計課の山本です。
忙しさもピークのうちに6月も終わりに近づいて
来ました。やはり今年もお盆まであっという間
に過ぎ去りそうです。
さて、今回は市内の某寺院の山門の土台のお話。
この山門の土台工事は約2年前の冬に依頼があり
スタートしました。
今回のような規模の土台は初めての挑戦
でした。
石の部分は出来上がっている図面から部材を
割り出していく作業から始まりました。
各方向からの断面図を元に板材や、階段の部材
などの寸法を拾ってCAD上で配置してみるのですが、
一部構造が不明な箇所は想像で作っている部分もありました。
その後基礎の業者さんとの打ち合わせなどで最終的な
寸法などを反映させた図面を作成し、また、実際出来上がった
基礎の寸法を計測して、細部の微調整を行い工場へ製作の依頼
をお願いしました。
そして形になったのが、写真の土台です。
本体部分の完成はまだ数年先ということで、早く
完成した全体の姿を見たいものです。