山門の土台その2
設計課の山本です。
7月に入り、ねぶた祭りまで一ヶ月切ってしまいました。
本当に早すぎます。
さて、前回に続いて山門の土台のお話です。
前回とは別の某寺院でも山門を建立するということで、
土台の石材部分の依頼があり、また部材を情報量の少ない
図面から拾う作業から始まりました。
部分によっては、原寸大の図面があるのですが、大部分は
想像で形状を起こしている部分が多いのです。
基礎の図面が存在していないので、中がどうなっているか
分からない状態で作業を進めなければいけませんでした。
また、途中で追加の部材が発生して、一部加工の変更をしない
といけなかったりと、実際に石材を手配するまでかなり時間
が掛かりました。
現在工事は途中段階で、本体の着工はもう少し先のようです。
写真は工事初期のもの。まだ雪が残っています。
こちらも出来上がりがどうなるか見るのが楽しみです。