寿陵(生前のお墓)、増えてます!
こんにちは。佐々木です。
唐突ですが・・・
今日は、「生前のお墓」についてちょっと
お話したいと思います。
「生きているうちにお墓を建てるなんて!」
そうですよね。縁起でもない!
そのようにお考えの方もたくさんいらっしゃいます。
でも実は、生前墓には長い歴史もあり
メリットもあることをご存じでしたか?
最近は終活という言葉も一般に浸透してきました。
お墓の在り方にも変化が見られます。
私たちの住む青森では、従来のお墓の形(和型)より
背の低いお墓(洋型)を選ばれる方が80%近くに達しました。
そのような中で、生前のお墓はと言いますと、
なんと20%以上の方が実際に建てられております。
生前のお墓を「寿陵(じゅりょう)」といいます。
寿陵は「不老不死」「子孫繁栄」「家内円満」などの
幸福が訪れるといわれ、縁起が良いこととされてきました。
起源は不老不死を深く信仰していた、中国・秦の始皇帝の
お墓だと言われております。
これが日本に伝わり、皆さんご存じのあの
聖徳太子や、昭和天皇も生前墓なんです。
それでは、なぜ生前墓が徐々に受け入れられているかといいますと
次の3つが大きな理由です。
理由1・・・自分の納得のいくお墓を選びたい
理由2・・・心配事を済ませて余生を謳歌したい
理由3・・・家族に面倒をかけたくない
負担を減らしたい
などが挙げられます。
「終活」の意識が進む中、「生前墓」も
前向きに捉える方が増えてきたように感じます。
自分の好きなデザインで、好きな言葉を刻み
好きなお花を彫刻して・・・
色々とイメージは膨らむのではないでしょうか。
当然抵抗のある方もいらっしゃると思いますが
そこも含めて何でもご相談ください。
佐々木でした。