寿陵ってどんなお墓③
こんにちは
営業の川原田です。
寿陵のお話の続きです。
還暦と赤いちゃんちゃんこの
話をします。
60歳になると
生まれた歳の干支が再びめぐってきます。
十二支(子・丑・寅など)と
十干(甲・乙・丙など)の組み合わせでそうなるのです。
これが「還暦」で
なんと3千年以上前から
中国で使われている暦の数え方です。
この還暦には
「長寿のお祝い」のほかに
「赤子にもどる=生まれ変わる」
という意味があります。
それで還暦には昔から
赤い「ちゃんちゃんこ」を着ます。
平均年齢が
20歳以上も高くなった現代では
60歳はまだまだ現役ですよね。
最近は恥ずかしくて
「赤いちゃんちゃんこ」
を着る人もまれなようです。
還暦の
「赤ちゃんに還る=生まれ変わる」とは
生きているうちに還暦を節目に
一度死んでこれまでの人生をきれいに清算し
再出発することで
いわば今後の人生をよりよく過ごすための
すばらしい知恵なのです。
「寿陵」も同じで生前にお墓を建てて
「一度死にあらたに生まれ変わる」
ことが本来の意味のようです。
次回に続く