十二支⑭
こんにちは!さかしたです。
今年は、残暑が長いですね。
朝晩の温度差もありますので、体調にはお気をつけてお過ごしください。
では、十二支の最後の十二番目「亥」のことを取り上げますね。
亥
亥(い)とはイノシシのこと。イノシシの肉は昔から万病に効くと考えられており無病息災を象徴します。また、猪突猛進という言葉があるとおり、一途で情熱的なイメージもあわせもっています。
なお、日本では亥=イノシシですが、中国ではイノシシではなくブタを指します。
猪にまつわることわざ等
●猪突猛進(ちょとつもうしん)
猪は突進する習性があることから、目標に向かって猛烈な勢いで突き進むこと。周囲への配慮をせずがむしゃらにやり抜くこと。
●猪武者(いのししむしゃ)
向こう見ずに突進する武士。状況を考えずがむしゃらに事を行う人。
●猪勇(ちょゆう)
猪のように向こう見ずに突進する勇気。また、そのような人。
●猪見て矢を引く
事が起こってから慌てて対策を講ずること。
●猪も七代目には豕(いのこ)になる
猪ですら七代続けば豕(豚のこと)になることから、長い年月をかければどのようなものでも変化をするということ。
●ししを食った報い
悪いことをした後には、受けなければならない報いがあるということ。
●馴染みては猪の子も可愛い
どのようなでものでも慣れ親しむと情が移ってかわいく思えるということ。
●山より大きな猪は出ぬ
山に生息する猪が山より大きいはずがないように、入れ物よりも大きな中身などあり得ないということ。また、大げさな言い方もほどほどにしろということ。
●猪首(いくび)
首が太くて短いこと。また、そのような首。
●猪口才(ちょこざい)
小生意気なことや、小生意気な人。
●御猪口(おちょこ)
日本酒を飲むときなどに用いる小さな器。
十二支の意味も終わりです。次回は・・・考え中です。