十二支⑬
こんにちは!坂下です。
お盆も過ぎましたが、まだまだ残暑が続きますね。
先日、猛暑の中でしたが近所の郵便局まで歩いたんですよ。
久しぶりに日傘をさしていきました。日傘の必要性をつくづく感じましたよ。
帽子を被るより、日差しを遮られることを実感しました。
おすすめです。
では、十二支の十一番目「戌」のことを取り上げますね。
戌
戌(いぬ)はイヌのこと。イヌもウシやウマと並んで、古くから生活をともにしてきました。
イヌは特に主人に忠実に従うことから、忠義の象徴という意味が込められています。
戌まつわることわざ等
●犬も歩けば棒にあたる
本来は、犬がうろうろしていると人に棒で叩かれるかもしれないということから、「でしゃばると災難に遭う」という意味ですが、
反対に「じっとしていれば何も起こらないが、何かをやっていれば思いがけない幸運に巡りあうこともある」という意味で使われることも多くなりました。
ちなみに、いろはかるたの最初の札が「犬も歩けば棒にあたる」なので、「犬棒かるた」と呼ぶこともあります。
●犬が西向きゃ尾は東
当たり前でわかりきっていること。
●犬も食わぬ
誰も好まず相手にしないこと。
●夫婦喧嘩は犬も食わない
夫婦喧嘩はつまらない原因や一時的なものだから、他人が心配したり仲裁したりするものではないということ。
●犬に論語/犬に念仏 猫に経
道理の通じない人には何を言っても無駄であること。
●犬になるなら大家の犬になれ/犬になるなら大所の犬
主人を選ぶなら頼りがいのある大物を選んだほうがよい。
●犬の遠吠え/負け犬の遠吠え
臆病者が陰で威張ったり陰口を言ったりすること。
●尾を振る犬は叩かれず
従順な人は誰からもひどい仕打ちを受けることはない。
●飼い犬に手を噛まれる
面倒をみてかわいがっていた人に裏切られ、酷い目に遭わされること。
●犬猿の仲
非常に仲が悪いこと。
●犬馬の心
主君に対して忠誠を尽くして恩に報いようとすること。
次回は、亥の意味やことわざなどについてです。