先祖供養①
こんにちは!弘前店の植田です。
最近、蒸し暑くなってきましたね。
外出時もそうですが、
室内でも熱中症になることがあるそうです。
皆様、しっかり水分補給をして
暑さ対策なさって下さいね。
さて、今回は「先祖供養」についてお話します。
日本人とお墓シリーズ 小畠 宏允著
「先祖供養ってな~に」より
多くの方が供養というと
「先祖供養」の意味で使っていると思います。
同じような供養に
「追善供養」、「卒塔婆供養」があります。
インド仏教の卒塔婆供養
二千四百年ほど前、お釈迦様が八〇歳でご臨終の時、
弟子たちに最後の説法をされ、
「私の遺骨の供養(崇拝)には、
お前たちはかかわるな」と言われました。
それから葬儀の方法を説かれ、
「火葬のあとストゥーパをつくり花輪・香料を
ささげて礼拝するなら、長いご利益と幸せがある」
といわれました。
そこで信者の王たちによって仏舎利は八つに分けられ
その後二百年のあいだに八万四千の塔廟、
つまりストゥーパ(卒塔婆)が建てられました。
残された在家の信者たちは石柱や欄干の石を寄進し
いつしかお坊さんも熱心に卒塔婆を供養し礼拝し始めたのです。
(日本人とお墓シリーズ「先祖供養ってな~に」参照)
次回に続きます。