供養膳
こんにちは、佐藤です。
今年は雪・雪・雪で通勤も一苦労です。
近道が雪で埋もれてばかりなので大回りで歩いています。
健康にはいいんですが・・・。
今回は供養膳(霊供膳、仏膳椀等)についてお話します。
供養膳をお供えするタイミングとしては、
故人様が亡くなられた日である祥月命日や四十九日、お盆、
お彼岸などの法事・法要の際や
お仏壇を新調した時に執り行われる「開眼供養(かいげんくよう)」
の際にお供えするのが一般的です。
故人様やご先祖様を料理でおもてなしすることによって、
供養と感謝の気持ちを示すという意味があります。
供養膳に盛り付ける料理は、白飯と一汁三菜が基本となります。
精進料理ですが、これには肉や魚を用いないだけでなく、
ネギ・にら・らっきょう・にんにくなどの刺激が強い
香味野菜である「五辛(ごしん)」は避けて作ります。
平椀に盛り付ける煮物に使用する出汁にも動物性のものは使用せず、
椎茸などを使用します。
並べ方も宗派によって若干異なります。