仏教会研修会
皆様こんにちは
弘前店の三浦です。
今回もお付き合いください。
先日、青森県仏教会の研修に参加してきました。
「寺院と自殺予防」少し重いタイトルですが・・・
講師は県立保険大学の瀧澤先生です。
ざっくり言いますと
周りの人が兆候を見逃さず、
適切な対応をし、未然に防ぎましょう
という事です。
ある地域の寺院に調査を行ったところ
・「死にたい」という相談を受けたことがある・・・15%
・遺族から相談を受けたことがある・・・・・・・29%
この数字を多いとみるか少ないとみるか、
何とも言えませんが、相談している人の数ですから
相談もできず悩んでいる人はもっと多いのでしょう。
さまざまな要因で自死に至るらしいですが、
主な原因として、
人間関係の問題・事業不振・試験の失敗・家庭内不和・身近な人の死
などがあるようです。
仮に相談を受けた場合は、
待つ:語りだすのを待つ・非言語的に支える。
困難な時は助け舟、語りだしを促す。
聴く:集中して能動的に傾聴する。適切な質問。
「この人ならわかってくれる」と思ってもらえる人間関係
理解する:うなずき。アイコンタクト
言語的理解。共感的理解(感情の理解)。
反映:自分が分かっていることを伝える。
このような対応が重要なのだそうです。
1人がなくなると、
最低でも6人の悲しむ人がいるらしいです。
我々石材店も、直接的ではないものの
人の死にかかわっています。
より謙虚に対応していかなければいけないのだと思います。