コメ粒知識34 都道府県の花
彫刻では様々な植物や動物を題材に
ご依頼があります。
そこで、どこにどんな花が多いのか
都道府県の花を紹介したいと思います。
秋田県の「フキノトウ」の次は山形県です。
山形県といったら夏スキーで有名な月山か
赤くて可愛いサクランボが思い浮かびます。
他にはラフランスもいい香りがして美味しいですし
冷やしラーメンの発祥の地でもありますね。
山形県の花は「べにばな」です。
「べにばな」はキク科ベニバナ属の一年草か越年草です。
原産はアフリカのエチオピアで
日本へは5世紀ごろ渡来したといわれています。
咲きはじめは黄色い花ですが、やがてオレンジになり
最終的にはその名の通り紅色に変わるのです。
花を摘んでから発酵や乾燥させたものが
染料や着色料の材料になります。
江戸時代に玉虫色に光る良質な口紅として販売され
それらを小町紅と呼びました。
玉虫色が紅色になるなんて不思議ですね。
次は福島県の花です。