コメ粒知識32 都道府県の花
今日は3月14日、ホワイトデーです。
最近ではバレンタインデーのお返しにクッキーではなく
小さな花束を贈る人が増えているそうです。
さて、彫刻では様々な植物や動物を題材に
ご依頼があります。
そこで、どこにどんな花が多いのか
都道府県の花を紹介したいと思います。
岩手県の「キリ」の次は宮城県です。
宮城県といったら杜の都。
仙台市の青葉通りや定禅寺通りの大きなケヤキが
東北一の地方都市と自然の調和を象徴しています。
400年ほど前に伊達政宗公が飢餓に備えて
栗、梅、柿などの植林を推奨しました。
それが現在に至るきっかけと伝えられていますが
残念ながらケヤキは県の花ではありません。
宮城県の花は「ミヤギノハギ」です。
名前からして県の花にふさわしいですよね。
マメ科ハギ属の落葉低木で枝垂れ気味に
沢山の赤紫やピンクの可愛らしい小さな花が咲きます。
ハギの花言葉はそのたおやかな容姿から
「思案」「内気」「過去の思い出」「柔軟な精神」
「前向きな恋」などで、よく万葉集に登場します。
もしかしたら一番多いのかもしれません。
いかにも万葉集らしい花言葉ですね。
次は秋田県の花です。
ではまた豆知識ならぬコメ粒ほどの知識を紹介します。