ねぶたのお墓
設計課の山本です。
8月に入り、昨日からねぶた祭りが始まりました。
そこで、今回は、ねぶたにまつわるお墓のお話です。
亡くなられたお母様が、ねぶた祭りで囃し方をされて
いたということで、お墓全体でねぶた祭りを表現したのが
このお墓です。
当初依頼を受けたデザインとは別にデザインをして
担当者に「こういうのも作ったけど」と提案したのが
そのまま決定したのです。
花立ては太鼓、香炉の笠はねぶた小屋のイメージで、
仏石は躍動するねぶたの髪を表現しています。
また、ねぶたの台をイメージして、中仕切り部分に
一枚天板をかぶせるように置いています。
左右のベンチは桟敷席のイメージです。
実際より広く見えるように、遠近法を使った
デザインになっています。
門柱は提灯をイメージしたデザインで、その上に伏せた
状態の「手振り鉦」が載っています。
そしてお石塔の横には、以前、紹介した笛の置物が設置さ
れています。
全体的にイメージしたそのままの出来上がりとなりました。
お客様にも喜んで頂いて良かったです。