なぜお墓は石なの②
みなさん
こんにちは営業の川原田です。
日本人とお墓のシリーズ 小畠宏允著
「なぜお墓は石なの」続きです。
私はよく
「古事記」や「万葉集」を読みますが
「古事記」には「石」「岩」「磐」という字が
とてもたくさんあることに気付きます。
数えたことはありませんが
「木」とは比較にならないほど多いのです。
日本列島と神々の誕生
「古事記」にある
日本最初の「墓石」のお話の前に
日本列島と神々の誕生を「神代」の
物語でみましょう。
日本列島は天の神々が
イザナミの命という男の神様と
イザナミの命という女の神様の
二神に「国づくり」と命じて生まれました。
◆イザナギとイザナミが国づくりをした!
イザナギとイザナミが天上から下をのぞくと
そこは何もなくドロドロとした油の様な世界でした。
そこは天の浮橋から天の沼矛を差し込み
かきまぜて引き上げると、矛の先から
コロコロと塩が固まるようにしてできなのがオノコロ島です。
二神はその島に降りて天の御柱を立て
「柱の左右から回って出会ったところで国を生もう」と誓います。
◆日本発祥の地、淡路島
まず淡路島
次に顔が四つある伊予の島(愛媛、讃岐、粟、土佐=四国)
筑紫の島も顔が四つ
(筑紫、豊、肥、熊曽の国=九州)
最後は秋対馬(=本州)で
日本には八つの島々からなる「大八島国」が誕生しました。
次回につづく