お香①
こんにちは、坂下です。
秋の気配がする季節になってきました。
自宅でも気軽にできるというので抹茶を点てみようかなと
茶筅を購入しました。
茶碗も家にあるカフェオレボールで気軽にできました。
和菓子と抹茶なかなかいい時間を過ごしました。
さておき、お香のお話をしていきたいと思います。
・お香とは?
もとは、仏教に伝来するもので、室町時代に文化の発展とともに香道(こうどう)という香りを当て合う上流階級の
お遊びから成り立ちました。
線香的なイメージが強いですが、現在では、アロマオイルなど練りこんでいるものも多く、インセンスと呼ばれ、
アロマテラピーのような捉え方で癒し、芳香、消臭、安眠、心身のバランス調整などで女性を中心に和みの香りとして
幅ひろく用いられています。燃焼後の残り香で楽しみます。
・お香の原理
お香は、火を付けて炎を消し香りをくゆらせます。適度な温度で空気中に発散されるので、原理はアロマテラピーの
油を熱するのと同じ。昔から邪気や悪気を払うとされ、魔除けなどにも使われてきました。媚薬としても用いられていたようです。
・お香の原料
様々な漢薬香料(伽羅・沈香・白檀・乳香・桂皮など)を粉末にし、調合した原料にベースとなる椨粉(タブコ)を加え均一に混合します。
『椨粉』とはタブの木の皮を乾かし粉末状にしたもので、天然の原料を粘土状に練りあげるためのつなぎの役目をします。
加える香料(アロマオイルなど)で様々な香りのお香ができます。