お墓参りは「覚えとる」・・・
ようやく秋の気配が漂う季節と
なってまいりました。
こんにちは。佐々木です。
秋彼岸に突入し、爽やかな秋風に誘われて
「さあ!お墓参りに行くぞ!」・・・
という方がいらっしゃればうれしいです。
今年はコロナの影響で、お盆にはお墓参りに
行けなかったという方もたくさんいらっしゃったかと
思います。
さあ!GO TO 墓参り!です!
色んな思いを、ご先祖様に語ってみるのも
いいかもしれません。
さて、唐突ですが・・・
以前ある本を読んでいたところ、その中で、
お寺の住職が、色々わけあって訪ねてきた一人の男性に
問いかける場面がありました。
「ひとは、なして墓参りをするんじゃろうか」
あんたはどげん思うな、と訊かれた。
「・・・・亡くなったひとの供養ですよね」
答えると、「教科書みたいじゃのう」と笑われた。
(中略)
「どんなことですか」
「墓参りは、覚えとる、いうことじゃ」
(中略)
「墓に参って、手を合わせて、ああ、おかげさまでまた一年が
たちました、半年たちました、春が来ました、夏が来ました、いうて・・・
おかげさまで元気で生かしてもろうております、いうて・・・
忘れとりません、いうて・・・」
いかがでしょうか。
私もやまと石材でお墓づくりに携わり、
直にお客様と接し、少しでもご先祖供養のために・・・
と心掛けているつもりです。
また社内でも様々な研修や会議などで、
「私たちの成果はなにか?」と
いつも頭を悩ませています。
前述の本の言葉が正解という訳ではありませんが、
何かしらのヒントが
そこにあるような気がします。
なんか、カッコイイ締めくくりとなりました。
またお会いしましょう。