お墓の歴史
こんにちは!弘前店の伊藤です。
今年も残すところわずかとなりましたね。
1年あっという間だったような気がします…
寒さが厳しい日が続きますので
皆様、体調崩されないようお気を付けくださいませ。
さて、今回は「お墓の歴史」についてお話してまいります。
江戸時代まで「お墓」は個人墓の意味合いが圧倒的に多かったそうで
時代特有の考え方として「お墓」は亡くなった人を弔うためにつくるという考え方が非常に強かったそうです。
明治時代に民法(家族法)が制定されてから家制度に関する事柄が規定され
祭祀承継者が定められたことで「お墓」の在り方が劇的に変化していったそうです。
祭祀承継とは民法で規定された「系譜、祭具及び墳墓等の祭祀財産を継承するもの」をいいます。
系譜:先祖代々の血縁関係者の繋がりを表したもの
祭具:先祖の祭祀や礼拝に用いられるもの(仏壇、神棚、位牌、霊位など)
墳墓:ご遺体やご遺骨を埋葬している土地に付随した設備(墓石、墓碑など)
これらを「継承」することが法律で規定されたことで。現在主流となっている
「家族ごとのお墓=家族墓」が根付いていったそうです。
この民法は戦後、改定されていますがこのような内容を含めた一部は受け継がれ
現在まで残っているそうです。
今回はここまでです。
次回も宜しくお願いします。