お地蔵様について②
皆さんこんにちは、営業部の平田です。
朝晩とだいぶ冷え込んできましたね。
わが家はこたつを出しました。
やっぱりこたつは暖かくて気持ちいいですね。
さて今回もお地蔵様についてです。
お地蔵様の代表的なお経は、「地蔵十輪経」・「地蔵本願経」・
「占察善悪業報経」(地蔵三経)です。
お経によると、おシャカ様が亡くなられてから五十六億七千万年後に
弥勒如来(菩薩)が世に現れるまでの、仏様のいない末法のあいだ、
おシャカ様から六道に苦しむ人びとの救済をゆだねられたのが地蔵ボサツだ、
と説かれています。
しかし、お地蔵様はボサツのお姿ではなく「僧形」といって、
修行僧のように頭を丸め、僧衣を身につけ、右手に錫杖という杖、
左手に宝珠を持っておられます。
いつどんなときでもたとえ地獄でもみずから進んで入っていって、
人びとの苦しみを救う、という意志のあらわれです。
小畠宏允 著 『お地蔵様ってな~に』より
それではまた次回に続きます。