お地蔵様ってな~に①
こんにちは
営業の川原田です。
先日お客様から
「霊園行くと、よくお地蔵様を見ますが何のために建てるんですか?」
というご質問を頂きました。
たしかに霊園にいくと可愛らしいお顔のお地蔵様や
凛々しいお顔のお地蔵様などよく目にします。
では実際、お地蔵様って一体何者で
どんな力をもっているのでしょう。
本日からお地蔵様のお話です。
村のはずれでみてござる
お地蔵様といえば私などすぐ口にでるのが歌謡曲の
「別れの一本杉」の
「石ィ~の、地蔵さんのォよー、村ァは~ず~れー」や
童謡の「みてござる」です。
村のはずれの お地蔵さんは
いつもニコニコ みてござる
仲良しこよしで ジャン・ケン・ポン
ほれ みてござる
「みてござる」はお地蔵様がテーマです。
では、なぜお地蔵様はいつも「村はずれ」で
子供たちを「みてござる」のでしょうか?
お地蔵様ってどんなかた?
お地蔵様はインド生まれのボサツです。
正式なお名前はクシティ・ガルバ。
クシティは「大地」ガルバは「母胎」という意味で
漢字に意訳して「地蔵」といわれます。
もとはインドの農業女神で地神でした。
バラモン教の神となり、のちに仏教のボサツになります。
そして
「大地のようによく善根をそだてる偉大な力があり」
人々にさまざまな現世の利益をもたらし
とくに地獄で苦しむ人たちの救済という大きな使命をになっています。
次回に続く
日本人とお墓シリーズ 小畠宏允著
「お地蔵様ってな~に」より