ありがたく頂戴致します。
こんにちは、大澤です。
今回は、「戒名」、「法名」のお話しです。
やまと石材でもたくさんの方々から
「戒名」、「法名」の字彫り工事の御依頼を頂きます。
「戒名(法名)の料金が高いし、よくわからなくて・・・」
という、お話しをお聞きすることがあります。
たしかに、戒名(法名)やお布施の値段はよくわかりませんよね。
また、お客様から、戒名(法名)を彫るとき
「墓石や墓誌を、工場へ運んで、彫るんですか?」と聞かれます。
やまと石材では、戒名(法名)やちょっとした文字などを彫るときは
工場へ運ぶ必要はなく、現地で墓石や墓誌を動かさずに
戒名等を彫っております。
亡くなったときにいただく、戒名(法名)とはなんなのでしょうか?
ある本によりますと、
世俗の生活(俗名)をすてて
仏教の信仰に生きる仏弟子になった「あかし」
としていただく名前、なのだそうです。
たまに、生前に戒名をいただく方もいらっしゃいますが
その方々は、生きていながら仏弟子になられた
という、ことなのですね。
(私は煩悩の塊なので、信仰に生きるのは、難しいなぁ~)
普段、なにげなく見ている戒名ですが
いろいろな、ありがたい意味や
故人の生前の足跡を表しているとおもうと
戒名字彫りのご依頼時、一つひとつの文字の持つ意味を
感じる必要があると改めておもいます。
故人に「戒名」や「法名」をつけて、あの世で仏様となり
安らかに往生してもらう、という仏教の「死者を救う」
理念が大切なのでしょうね。