袖振り合うも・・
こんにちは。
やまと石材営業部の宮崎です。
前回触れました「因縁生起」(いんねんしょうき)についてです。
これは御釈迦様が説かれているお話です。
因=物事が生じる為の直接的な原因
縁=物事が生じる為の間接的、補助的な要因
つまり「因と縁があって物事が生じ起こる」となります。
自分であったり、普段何気なく見ている風景や行動も
必ず理由や原因があるという考えです。
「袖振り合うも多少の縁」
と思っていらっしゃる方も多いのではないでしょうか?
本来は
「袖振り合うも他生の縁」といい
袖振り合うというのは、道ですれ違ったり
バスや電車の座席て隣になったりと、本当に些細な結果のことです。
そんな些細な結果でも実は、果てしのない過去からの縁があってこその結果であるという意味になります。
なんかスケールが壮大すね・・・
ちなみに毎日顔を合わせる人に至っては、余程の縁という事になりますね。
両親や配偶者、仕事の同僚、上司。
当たり前ではなく過去からの縁があってのこと
まずは今の家族や仲間へ感謝。
そして来世でも家族に出会える良縁を願う宮崎です。
