失敗しない霊園(墓地)えらび その2
こんにちは、総務部の鈴木です。
朝晩すっかり肌寒い季節になりましたね。
街路樹も少しずつ紅葉が始まっているところもあり、秋の気配を感じます。
それでは、前回の続きです。
墓地えらび④ < 墓地の値段 >
■公園霊園・・・やはり、行政なので値段は一番安いことが多いです。
■民営霊園・・・どうしても公営霊園に比べて値段は高めになってしまいます。
■共同墓地・・・公営霊園と民営霊園の中間ぐらいの値段です。
この墓地えらびは重要です。
墓地の値段だけで、簡単に決めないでください。
たとえば
お墓の土地代金(永代使用料)が安いからといって
公営霊園の少し広めの場所を取ったとします。
その場合
公営霊園は規則があるため、その広さに合わせて目いっぱい土留め(外柵)工事を
しなくてはならないのです。
広さだけでなく
高さの規定もありますので、当然材料費も工事費も増えてしまいます。
結局、民営の少し小さめの墓地を取るよりも
総額では高いものについた、ということもあるのです。
墓地えらび⑤ < 永代使用料とは >
よく「墓地を買う」という言い方をします。
しかし土地を買うのとは少し意味合いが違います。
永代に墓地として使用する権利を買うということで
土地のように登記するわけではないのです。
ですから要らなくなったからといって
売買することはできません。
霊園管理者に返すしかないのです。
また
永代とは、永久とは違います。
永代とは、お墓を継承する人がいるうちは
という意味です。
使用できるけれど
自分の持ち物ではないという点では
不動産の借地権に似ているかもしれませんね。
墓地えらび⑥ < その他いろいろ >
墓地を決める時は
業者の言いなりではなくて
必ず現地に行って、自分の目で確かめてください。
その霊園は
地山か盛り土かをチェックしましょう。
やはり地盤が強い場所かどうかは重要です。
また下見は
雨天に行って水はけなども確認してください。
残念ながら墓地選びは
不動産のように手に入る場所の状況を
一元管理しているところはありません。
墓地の情報は墓石店に集まります。
まずは墓石店に行って、相談することから始めましょう。