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五輪塔


こんばんは!弘前店の植田です。

日本人とお墓シリーズ 小畠 宏允著
「五輪塔ってどんな墓」より

変わった形の五輪塔
 お墓参りの時や墓石店で、見慣れた四角い三段のお墓(和墓)といいます)とはちがう、変わった形の墓石を見かけた方は多いでしょう。
 左図のように上から宝珠(団)・半月・三角・丸・四角の五つの石を組み合わせたお墓で、これが「五輪塔」です。
 五輪といったらオリンピックか宮本武蔵の『五輪書』を連想します。しかし「五輪塔」は五~七百年前(鎌倉~室町時代)には、日本中のお墓の八割以上を占め、三百年以上もの間、一大ブームを巻き起こした「お墓の代表」でした。
 皇族、貴族、武士、庶民に至るまで、当時「お墓」といえば五輪塔のことでした。
 ちなみに今の三段墓は、江戸時代の中ごろから庶民に普及し始めたのです。
 お墓の一大革命
 鎌倉時代から急に五輪塔が普及したのは、平安中期に大流行した「浄土教」や、武士社会ができたことで、宗教界も庶民への新しい動きがあったからです。
 そしてお墓にも、はじめて「成仏」とか「往生」という、亡くなった人をとても大切にする「死者救済」の考えがとりいれられて、「一大革命」がおこったのです。
 成仏とホトケ様と大往生
 人が亡くなることを「成仏した」、「ホトケ様になった」とか「大往生だった」と言いますが、この言葉は五輪塔ともに生まれ、普及したと言ってもよいでしょう。

日本人とお墓シリーズ 小畠 宏允著
「五輪塔ってどんな墓」より

次回も「五輪塔ってどんな墓」の続きです。

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