インド研修⑦
皆さんこんにちは
営業の川原田です。
インド研修の続きです。
ムルガンダ・クティ寺院
ムルガンダ・クティ寺院は
仏教寺院で、サルナート遺跡の東端にあります。
◆とても特徴的な寺院です。
サルナートは
ブッダ(釈迦)が悟りを開いた後
初めて説法を説いたとされる場所で
仏教の四大聖地のひとつになっています。
◆金色に輝く仏像。初転法輪像のレプリカ。
ムルガンダ・クティ寺院は
日本では初転法輪寺(根本香積寺)とも呼ばれ
多くの仏教徒がお金を出し合って
1931年に建立されました。
寺院の正面には、金色に輝く仏像があります。
この仏像は、サルナ-ト遺跡から出土した初転法輪像のレプリカで
そのオリジナル仏像は
近くの考古学博物館に安置されているようです。
本堂への入口前の頭上には
建立の翌年に日本から贈られた梵鐘がありました。
◆日本から贈られた梵鐘
そして
ムルガンダ・クティ寺院内部の壁には
◆とても素晴らしい壁画でした
仏陀の誕生から悟りを開き、入滅するまでの
釈迦の生涯を描いたフレスコ画が施されています。
◆一同、真剣な眼差しで見学しました
パステルカラーの淡い色合い壁画は
インド政府からの依頼を受け、インド仏教美術の研究のため
インドに渡った日本人画家・野生司香雪氏が
5年の歳月をかけて描いた傑作です。
長い年月と
暑いインドの気候に耐え
今も鮮やかなフレスコ画を
異国の地で描いた日本人がいたことに誇りを感じました。
そんな
とても素晴らしい歴史を肌で感じた日となりました。