やまとのスタッフブログ

なぜお墓は石なの⑧


みなさん
こんにちは営業の川原田です。

 

日本人とお墓のシリーズ 小畠宏允著
「なぜお墓は石なの」続きです。

 

石の霊力

 

日本人は神代のむかしから
「石」に霊が宿ると考えてきました。

 

だから神霊が宿る「磐座」を石でつくり
「千引石」が最初のお墓となったのです。

 

251281

 

日本には八百万の神々がいますから
自然界のあらゆるものに霊が宿っていますが

 

石は特別な霊力があると思われたのです。

 

たとえば
「古事記」にはスサノヲの命が天照大神に身の潔白を明かす
「誓約」のとき

 

天照大神の八尺の勾玉に息を吹きかけると
五人の男神が生まれた話があります。

 

つまり
勾玉は霊力のある石だったのです。

 

「日本書紀」大化2年の「薄葬令」には

 

「王より以下、小智以上の墓は小さな石を用いよ」
「庶民は土に埋葬せよ」とあります。

 

しかし庶民も、河原の丸い石(枕石)を霊がやどる
依り代にして埋葬地に置いた、と私は思っています。

 

巨岩

 

映画「午後の遺言状」にあった棺おけの釘を打つ丸い石で
今もその民俗習慣が各地に残っているからです。

 

日本人が古代からお墓を死者の霊魂がやどる依り代の
「石」で作るのは「石」の霊力を信じる伝統があったのです。

 

それは一朝一夕に失われるものではありません。
それが二千年の伝統の重みです。

 

「お墓は石」という日本人の心情は
こうした神話と歴史の背景があったのです。

 

また柳田国男著「石神問答」、石上堅著「新・石の伝説」
池上隆裕著「石-郷土復刻版」、野本寛一著「石の民俗」などには

 

石に関する神話や民俗伝承が無数にありますので
興味があれば読んでみてください。

 

なぜ石

 

次回につづく

 
川原田寿樹

やまと石材

明るく開放的な墓石展示場をもつ青森市で実績No.1のお墓の専門店です。全県同一価格、全て10年保証で青森県内すべて対応。 お墓のことなら、何でもお尋ねください。

やまと石材

関連記事を見る

他の記事を見る