お墓Q&A①
こんにちは。
弘前店の伊藤です。
12月もあっという間に中旬になりまして
いよいよ年末が近づいてまいりました。
年末に向け、休日は部屋の掃除やら模様替えで
あっという間に一日が終わってしまいます。
やはり普段から、こまめに掃除・整理整頓を心がけるのが
大切だと、つくづく実感しますね・・・
さて、今回はお墓のQ&Aです。
ご来店いただく、お客様にもよくご相談いただく内容です。
Q.生前にお墓を建てようと思っています。
けれども、親戚に生前にお墓を建てると
すぐに人が亡くなるからやめた方がいいと言われました。
生前にお墓を建てることはよくないことなのでしょうか?
A:生前にお墓を建てること(寿陵)は全く問題がありません。
「寿陵」の寿の字が示すように「家に幸せをもたらし、長寿が約束される」といわれ
大変おめでたい事とされています。
仏教の教えにおいても、「寿陵」を建てることは、「逆修(ぎゃくしゅう)」
すなわち「生前、自分のために仏事をいとなみ、冥福を祈ること」を為すことになります。
「逆修」は善根を導き、それによって功徳がもたらされます。
そして「功徳」はさらに、子から孫へと残すことができ、未来の繁栄と幸福につながると言われています。
今までは、身内が亡くなったあと、法要等にあわせてお墓を建てる人が多かったのですが
お墓をいつ建てるべきかについては仏教の教義の上でも特に決まりがありません。
寿陵の場合、墓石に書かれる戒名は朱文字(お祝い事の色)で記入されますが
これは寿陵が縁起がよいということの表れです。
思い立ったときこそが、お墓購入の最良の時期といえるそうです。
生前に自分の「寿陵墓」を建てることも選択肢の一つだと思います。
また、寿陵には、ゆっくり時間をかけてお墓選びができるというメリットもありますので
寿陵をお考えの方はお気軽に、ご相談いただければと思います。
長々と失礼いたしました。
では、また次回も宜しくお願い致します。