お墓の彫刻あれこれ(その2)
設計課の山本です。
今回も前回に引き続き、お墓の
彫刻についてのお話です。
今回ご紹介するのは「立体彫刻」です。
前回ご紹介した「直彫り」の場合、平面的な
彫刻でしたが、この立体彫刻になりますと
深い凹凸があることにより、陰影が強調されて
浮き上がって見えるのが特徴です。
熟練した職人によるこの彫刻は、手間と時間を
かけて彫り上げていきます。
立体彫刻も彫刻の仕方で、2種類あります。
まず、よくご依頼を頂くのが写真のように彫る
石の面と同一面から彫って行くタイプ。
もう一つが、石の面から浮き出しているタイプ。
花びらなどがより立体感を持った彫刻に仕上がります。
どちらのタイプの彫刻もやまと石材屋外展示場に展示して
ありますので、ご来場の際にはチェックしてみて下さい。